夜中に気持ちよく走っていると突然のクラクション。
びっくりして見回しましたが誰もいません。
まさか心霊現象....
スピードを落として聞き耳立てると鳴っているのは
自分のバイクだ!!
慌てて止まり、ホーンボタンをガチャガチャやりましたが全然止まらず鳴りっぱなし!
追いついてきた後続車も何事かとキョロキョロしながら通過。
パニック状態でさらにピーピー、ピーピー。
やっと我に返ってキーをオフに、ようやく止まりました。
どこか断線でもしているのか、恐る恐るオンにしてみりゃまたピーピー。
う~ん。どうしよう・・・帰れない・・・・
深夜1時、覚悟を決めて走ろうと思いましたが自宅まで10km前後、
一台の車にも遭遇しないということはないはず。
そのたびに「違うんです、壊れているんです!」と手をヒラヒラ。
・・・・ムリだなぁ、
、
困ったときは可能な選択肢を上げてみます。自分が選びたい順に挙げてみます。
1、ロードサービスにお願いする。 (ラクチン)
2、バイクを止めて迎えを呼ぶ。(やや迷惑だけど自分はラクチン)
3、近くの交番まで歩いて工具を借りる(交番探しと説明がめんどい)
4、手をヒラヒラ。(精神的ダメージと迷惑と苦痛)
5、キチガイのふりをして突っ走る。(挙げただけでやる気なし)
6、押して帰る。(挙げただけで一番やる気なし)
もう、考えてる時点で6はありません。確固たる決意でありませんでした。
5,4、はやはり無理。社会人ですからなるべく迷惑はかけたくありません。
やっぱり1にしようと思いましたがなんと、携帯電話を忘れてきたことに気が付きました。
ヒラヒラか・・・・・
仕方なくヒラヒラの練習をしようとバイクにまたがろうとした時、
ホーンの配線がみえました。しかもワンタッチで抜ける!!
急いで引っこ抜こうと手を突っ込むとエンジンに触れてあちっ
何とか引っこ抜きスイッチオン!!
鳴らない。やっと帰れる。
後日、明るいところで見てみましたが何が悪いのかさっぱりわかりません。
こんな時はヤコウ自動車電気です。
高校時代の友人あっチャンのやっているヤコウ自動車電気
彼はこの時期、自動車エアコン修理で忙しいのですが
かまわずお願いします。
そしてあっけなく直します。
この顔が出たときは大丈夫。
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